昔ながらの梅干しは、収穫したウメを塩漬けにしただけのものです。これは食べると塩辛く酸っぱすぎて、現代の味覚には合いません。そのため、梅干しを塩抜きしたあと、味付けをして調味梅干としていることが一般的です。
現在市販されている「梅干し」という商品のほとんどは、大部分がこのようにあとから味付けをされたものとなっています。
梅干しの良否は、表面の肌の美しさと肉質の柔らかさによっています。肌の美しさで現在最も評価が高いとされているものは和歌山県産です。
紀伊本線の南部、芳養、紀伊田辺の3駅付近を潮風が突き上げる南部川、芳養谷、秋津谷、三栖谷の両岸でとれるウメは肌の美しいウメとして知られ、これに比肩されるのは福井県の三方五湖付近のウメです。
